半眼座禅だるま 黒-小 高さ16cm
- 商品詳細
下地が完全に乾いた状態で、全体の表面を丁寧に紙やすりをかけてなめらかに仕上げます。
背面に白蛇の鱗を表現する為、凹凸を程よく残します。
その後 表面をひとつひとつチェックし、細かなバリや小傷を修正し下塗りを完成させます。
次に塗料を調合し落ち着いた 品のある艶消しのCave BLACKをひとつひとつ丁寧にハケで塗り上げます。
ハケ塗りは一般的な手法と比べると作業時間が倍以上かかる為、通常は行いませんが これを行うことで素材をいかした独特の風合いになります。
(一般的な手法は塗料を入れた大きな容器の中に沈めて着色)
お顔の絵付けは高崎だるまトップクラスの女流絵師による繊細 かつ 力強さを表現した 「眉の鶴」「頬ひげの亀」を描いております。
「口ひげの白蛇」と「半眼および文字入れ」を私、五代目 清水がが丹念に仕上げ完成いたします。
半眼および文字に使われているRich GOLDは金粉の配合にてより美しく輝きのある特注の塗料です。
当店の最上級モデル「半眼座禅だるま」の放つオーラを是非ご堪能ください。
面壁九年の努力が実りますように
面壁九年とは達磨大師が嵩山少林寺(すうざんしょうりんじ・中国)の敷地内の洞窟にこもって9年間、壁に向かって座禅を組んで悟りを開いたという故事から一つのことにわき目もふらず忍耐強く打ち込んで努力することのたとえです。
不屈の魂と起き上がる力をもつ「達磨」が、転んでも起き上がる「起上小法師」と合体し、さらに七転び八起きの語呂にふさわしく、「起き上がり達磨」となり、やがて「縁起だるま」へと発展し、今日にいたったのでしょう。
半眼座禅(はんがんざぜん)だるまは、「努力が必ず実りますように」の願いを込めて達磨大師の長い人生の中の面壁九年を題材に200年の歴史のある高崎だるま発祥の地、「高崎」でデザイナーと共に制作いたしました。
「半眼」とは目を見開いてもなく閉じてもいない心を静めて乱れず集中している状態です。半分は世間を見つめ、半分は自身の心の内面を見つめることが大切ですとの意味があります。
9年間で伸び放題であろう口ひげを縁起の良い「白蛇・はくじゃ」をモチーフに描いております。
最上級モデル「半眼座禅だるま」
創業150余年のだるま製造の歴史の中で、戦後 だるまの生地製造は木型から真空成型という手法に変わりました。
「半眼座禅だるま」は縁日などでもおなじみの「高崎だるま」の金型でなく
金型職人が60年以上前に製造した金型(私の知る限り唯一の金型)にて成型し手間と時間を惜しまず仕上げております。
この型で製造された達磨を「座禅だるま」といいます。
一般のモデルよりも頭から胴体にかけて末広がりで どっしり座禅を組んでおります。そして達磨大師の特徴とも言える「福耳」がついております。
当時の生産数は非常に少なく、とても希少なモデルです。
高崎でも「座禅だるま」を知らない人がほとんどです。
販売当時の日本とは、まったく環境も変わった現代に最上級モデルとしてデザインや塗料も一新「半眼座禅だるま」として2020年 ふたたび販売開始いたしました。
●カラー
メインカラー : Cave BLACK
半眼部分・文字 : Rich GOLD
絵付部分 : Auspicious WHITE
●サイズ/素材
高さ 約 16cm /幅 約 16cm / 奥行 約 14cm 素材 /再生紙
発送料金の目安
↓エリア/だるま号数→ | 6号~11号単品送料目安 |
北海道 | 1903円 |
北東北(青森・秋田・岩手) | 1507円 |
南東北(宮城・山形・福島) 関東・信越・北陸・中部 | 1386円 |
関西 | 1507円 |
中国・四国 | 1639円 |
九州 | 1903円 |
沖縄 | 2233円 |